筆跡鑑定や印章(印鑑・印影)鑑定等をご依頼いただく際には、ある程度の準備が必要となり、手順を踏まなければなりません。
ここでは、無料相談→ご依頼→鑑定実務→ご報告までの一連の流れを解説いたします。
あわせて注意点もご覧いただければ、依頼までがスムーズに進行いたします。
「目次」
・筆跡鑑定
・印章鑑定、印鑑鑑定、印影鑑定
・画像鑑定、映像解析
お電話やメールにて、ご要望とされる依頼内容をお伝えください。
もちろん、相談は無料です。
その際、案件内容の詳細や、現在お手元にある資料の状態などをうかがいます。
さらに、
・どのような資料がどのくらいあれば、より精度の高い鑑定が実施できるか、
・どれくらいの期間がかかるか、などを説明させていただきます。
鑑定可能である場合は、お見積もりを提示いたします。
※鑑定資料の状態によっては、事前に郵送あるいはお持ち込みいただき、拝見させていただいてからのお見積もりとなることもありますので、ご了承ください。
鑑定や解析に必要となる資料をご準備ください。
お手持ちの資料は、可能な限りの提供をお願いいたします。
この時のポイントは以下になります。
■鑑定資料(誰が書いたか判明させたい資料)
・文字が読めること
・可能な限り原本であること
・可能であれば日付が確認できること
■対照資料(鑑定資料と比較したい資料)
・可能な限り鑑定資料と同じ文字が書かれていること
・可能な限り原本であること
・鑑定資料の作成時期に近いもの
・鑑定資料と同じ書体(行書、楷書など)で書いたもの
・できるだけ資料が多いこと
・可能な限り鑑定資料(印類)と対照資料の原本
・コピーしかない場合には、要相談
・解析したい動画や映像
・鑑定に必要な画像や写真、対照資料
※当社では、現在「交通事故鑑定」に付帯する映像解析のみお引き受けしております。
「交通事故鑑定」がご所望の際にはご連絡いただければ幸いです。
※画像のみ、映像のみの解析、鮮明化などはお引き受けしておりませんのであらかじめご了承ください。
※その他、ご不明点があれば、お問い合わせください。
どのような資料が必要なのか、どこまで準備いただけるかをうかがった上で、こちらから提案させていただきます。
準備できた鑑定資料及び対照資料を弊社までお持ち込みいただくか、郵送してください。
郵送であれば、レターパックや宅急便など「追跡可能」な配送方法でお願いいたします。
「鑑定前の事前検査」として、資料を拝見し、鑑定の可否や適正、利益にあった結果が出るか否か、という所見などを説明させていただきます。
「鑑定前の事前検査」を行った後に、鑑定を進めるべきかどうかをご判断ください。
この時点で、正式なお見積書を発行させていただきます。
鑑定の判断結果を中間報告として連絡いたします。
この時に、必要に応じて追加資料の提出をお願いすることがございます。
その場合、鑑定にお時間をいただくことがありますことをご了承ください。
結論を書面化し、鑑定書として提出いたします。
鑑定書には、どのような資料を使って、どのような検査を行い、どのような結果となったかが示されています。
そして、その結果内容を分かりやすく伝えるために、画像などを用いて図解でわかりやすく、詳細に解説します。
鑑定書には、通常、下記のような項目が記載されます。
・目的
・対象物
・資料の提供者など
・鑑定結果
・鑑定理由
・鑑定実務
・鑑定資料・対照資料
・鑑定事項群と対照事項群の照合鑑定
・相異性について
・相同性について
・考察
・鑑定日・鑑定場所・鑑定人について
・鑑定機材
・参考資料等
鑑定の依頼に関するご不明点、質問事項などございましたら、お問い合わせください。
【参考情報】
ご報告|鑑定書の種類と鑑定人について
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